金曜日, 11月 23, 2012

ダブルインカムからシングルインカムへ

22歳で大学を卒業してから50歳まで企業で働きました。
子供も成人して、マンションのローンも返済完了して、月々の大きな出費は激減しました。


妻はフルタイムワーカーの保育士。
夫の私が言うのもなんですが、目配せひとつで子供たちをコントロールするその技、これは天職だなあと思うほどのプロです。そんな彼女は、お仕事大好き。年休とれとれとすすめるのに、一向に「改善」しません。

就学する子供が居る家庭の年間出費の半分以上を占めるのが、ローン返済(または家賃)と教育費というケースが多いでしょう。我が家はその二大出費が無くなったので軽くなりました。

そのうえ、同居する息子は逆に月々10万円の「下宿代」を払ってくれるので、大いに助かります。

きょうび都内で独り暮らしして、光熱費に食事だ洗濯だ、日々の買い物、それにインターネットなどの通信費を払えば、それ以上かかるでしょう。彼にしてみれば全てが整っています。

帰宅すれば出来立ての食事が提供され、洗濯物は畳まれてベッドの上に置かれ、ネットの注文は受け取ってもらえて、新聞も読み放題、テレビも見放題。冷暖房完備で風呂は24時間入り放題。見方を変えれば、コンシェルジュ付きのプチホテルといったところでしょう。

私は、自活して大変さを味わえ、早く家から卒業しろと言い続けています。まあ、同じパラサイトシングルでも、少なくない10万円というお金を毎月用立てて支払うという姿勢は、ある意味トレードオフ。最終期限は来春3月末と決めてあるので、それを待っています。

(2016年2月14日 追記:この翌年、息子は家を出て自活始めました

そんな訳で、ダブルインカムでいる必要はなくなりました。インカムは仕事が好きな人(妻のことですね)委ねればいい。



シングルインカムになると、驚くほど社会への出費、つまり税金が少なくなることに気付きました。健康保険、年金は変わりませんが、その差は歴然。シニアはこういう生活をしているんだなと驚くばかり。

日本の家持ちシニアは天国です。デフレで通貨の価値が上がって、なんでも安く手に入る。年金は物価が下がっているのにおかしな物価スライドシステムで受け取り増えてる(近々やっと是正されるそうですが)。人口の40%を占め、国家財政(つまり国債)を支えるシニアは、その少なくない比率で声高に老人対策を叫ぶ政治家を、静かにほくそえんで見ているという構図が浮き上がります。

これは良いことだと思います。

ベルギーで過ごしていて一番最初に感じたのは、シニアが元気なこと、充実した生活をしていること。そのシニアを見て、若い人たちも先行きに暗さを持っていないということ。

しかし、なぜでしょう。日本の若者に明るさはありません。お金で国家に貢献して、長寿が喜ばれそうなシニアもなんだか邪魔者扱いされて肩身が狭そう。この違いは何だろうと考え込んでしまいます。なぜ政府やマスコミは先行き不安ばかりを口にするのでしょう。

街中でも蛇口をひねれば飲める水がタダで出てくる。税金は安い、道はきれい、歩いているうちに持ち物が盗まれることも無い、自販機を置いておいても持っていかれない、食文化が洗練されていて、品質に極めてうるさく、文化水準は高い、言葉は国中どこへ行っても通じる、殺される恐れも無い、大災害で巨大な寄付が集まる。世界基準で眺めれば、驚くほど整っています。そんな、世界でも稀な国に住んでいるということを、日本人は国の外に出ないと気付きません。若者はどんどん海外に出て、こんどは「日本品質の輸出」で世界を席巻すべきだと私は思います。




日中に街を歩いていると、仕事をしていない(ように見える)同年齢の男性をよく見かけます。ははあ、同種だなと気付きました。

家事をこなして顧客満足度を得る。少なくとも私はプロの家事職人を目指します。その顧客は妻。だから顧客満足度最大を得るために、客観的に何が必要なのか日々リサーチを欠かしません。仕事で培ったコンサルティング手法が使えます。

働く女性が、帰宅して一番に気にすることは何か。家を離れているときに気になることは何か。

それらを一手に引き受けて、安心してお仕事(これがもう大好きですから)して頂けるベースを提供するのが目下の私の「仕事」です。(まあそれ以外にも実は色々ありますが)


ではでは@三河屋


ダブルインカムからシングルインカムへ その2

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