金曜日, 5月 08, 2015

1年半ぶりに南相馬でボランティア

南相馬のボランティアに1年半ぶりに行きました。4月の末のことです。

福島のボランティアに行った者の務めとして、小高地区の今をお知らせします。

2015年4月現在、日中のみ立入可の規制区域で、農家のお庭の木の伐採作業をしました。

来春に規制が解除される予定で、住民の皆さんは帰宅することが出来るようになります。


さて、なぜ立派な庭木を伐採しなければならないのか、それが注目点です。


南相馬市ボランティアセンターの松本センター長に、小高地域の実情を聞いてみました。




 松本センター長によると、家の周囲を除染すると暫くはいいが、後に線量が上がってくる。庭木の線量が高いからで、落葉樹は1年で葉を落とすからまだいいが、常緑樹は葉を落とさないから放射線を溜めこんでしまうそうです。結果、放射線量が上がってきてしまうので切るしかない、となりボラセンに依頼が頻繁に来るのだそうです。

それでは伐採する範囲はエスカレートするでしょうから、将来はこの地域に木が無くなってしまうのですか?という問いには、そのとおり、ということでした。なんとも悲しいお話です。



 さらに続きます。この小高区は震災前は1万2千人が住んでいました。果たしてどれくらいの人数が帰ってくるのか。ボランティアセンターのセンター長は半分帰ってくるのも難しいと言います。限界集落化するのは目に見えている、それが放射能汚染地域の現在只今の現状です。

このように日常生活を一瞬のうちに奪い取った原発を再稼働させようとする動きが、果たして国民の安全を守ることになるのか、大いに疑問に思います。司法は一方で違法、他方で合法の判決を出しました。

合法だ、原発再稼働は賛成だという方には、是非この地を自分で訪れ、実情をご自身の目で見て、同じことが自分に降りかかって、ある日突然、住む家から追い出され帰れなくなっても原発再稼働に賛成なのか、ご自身に問うていただきたいと思います。


経済を優先するのか。電力屋と心中するのか。

あまりに愚か過ぎます。


ぷんぷん@三河屋

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